FXのレンジ相場攻略!高勝率の秘訣をご紹介
FXの攻略法を探してみると、「トレンドをいかに攻略するかがカギ」というようなものが多く見受けられます。
確かにそれもあるのですが、レンジ相場の攻略も考えておくと、トレードの幅は広がります。
私が教えるセミナーでは、トレンド相場を捨てて、レンジ相場のみで戦うことも良しとする時があります。
今回は、レンジ相場とトレンド相場の関わりと攻略について解説していきたいと思います。
トレンド相場が推奨されるワケ
トレンドフォローの手法がなぜオススメされているかということをまず、考えておきます。
これは、トレンドが出ている時に、順張りでなんとなくエントリーしても、利益が残る確率が高いからです。
上昇でも下降でも流れに沿ってエントリーすれば、エントリーポイントを厳選しなくても利益方向にレートは流れていきます。
ですので、初心者・初級者でも勝ちやすいと言われるのです。
実際の相場は圧倒的にレンジが多い
しかし、実際の相場というのは、トレンド相場だけではありません。
レンジ相場も存在します。
存在すると言うより、レンジ相場の方がトレンド相場より圧倒的に多いのです。
下図のチャートを見てください。
これは、米ドル円の直近の3日間の1時間足です。
あなたは、このチャートを見て、どのように感じるでしょうか?
レンジ部分はあるものの、トレンドも少なからず出ていると思ったのではないでしょうか?
確かに間違いではありません。
では、少し引いて見ます。
どうでしょうか?
ちょっと縮尺しただけですが、レンジっぽく見えてきたでしょうか?
次にサポートラインとレジスタンスラインを引いて見ます。
この上端と下端の範囲で逆張りを仕掛けるようにすれば、利益は出せます。
相場の動きは、トレンド3割、レンジ7割とも言われています。
統計を取ったことはないですが、おおよそ、そのような感じではないでしょうか。
レンジも明らかに分かるレンジもあれば、上図のチャートのように、わかりにくいレンジもあります。
トレードで高勝率で利益を前のめりに取りに行くのであれば、
「レンジを攻略しながら、トレンドを時々取っていく」
というスタンスが一番いいでしょう。
もちろん、レンジのみ、トレンドのみ、トレンドがメインで時々レンジ、
というスタイルでも構いませんが、どのようなスタイルでも、レンジ相場の役割を把握して攻略していきましょう。