トレードの種類には、裁量トレードとシステムトレードの2種類があります。
●裁量トレード
指標やテクニカルや値動きのパターン、ローソク足の形などの情報に対して、
トレーダー自身が独自の解釈や経験に基づいて売買を行う方法です。
□メリット
・トレーダー個人の相場観・経験に照らし合わせて、直観的なトレードを臨機応変に行うことが可能。
・相場の急変にも柔軟な対応ができる。
□デメリット
・感情面をコントロールする自制心の鍛錬と、より多くのそれなりのトレード経験が必要。
●システムトレード
裁量を一切排除し、一定の売買ルールに従って取引を行う方法です。
投資判断をトレーダー個人の経験や勘といった裁量的なものではなく、
過去の検証が可能な数値や指標などの組み合わせで作成したルールで、
一貫した取引を行う方法です。
□メリット
・客観的なルールに基づいて、恐怖や欲といったトレードの妨げになる感情を排除することができる。
□デメリット
・相場の急変に対応することが困難。
・過去の検証での利益が将来も出せるとは限らない。
どちらもメリット・デメリットはあります。
プロの方でも、裁量のみ、システムトレードのみの片方派や、
両方を取り入れてトレードしている方もいます。
どちらか正解ということはないので、自分にあったトレード法を見つけることが大事だと思います。