FXトレーダーは個人だけではない
FXトレーダーと言うと、個人で取引をしているイメージがありますが、会社資金で仕事としてトレードをしてく、「プロップトレーダー」という職業があります。
プロップトレーダーは、自分のお金を差し出すことなく、会社からトレードに必要なサポートが受けられます。
そう考えると、かなり魅力的な職業とも言えます。
プロップトレーダーの条件
プロップトレーダーの条件には、かなり差があり、銀行や証券会社での一定期間での勤務経験がないとダメ、英語ができないとダメ、というところもありますが、
一方で経験不問で、個人投資家としての運用経験さえあれば大丈夫、というところもあります。
勤務地も決まっているところでトレードする場合もあれば、自宅でフルリモートでトレードをするというような場合もあります。
勤務時間もトレーダーですから、コアタイム時間もあったり、完全に自由だったりと幅があります。
小さいオフィスですと、自由度は高くなるようです。
規定のトレーニングを積んで、デモトレードを行い正式採用となるところもあれば、いきなり会社の資金を任されるような場合もあります。
プロップトレーダーの気になる報酬は?
気になるのは報酬です。
これは、完全成果報酬のところもあれば、固定給+成果報酬のところもあります。
成果報酬の場合の取り分は、経験や成績によってマチマチです。
おおよそ、利益額の30%~80%の間といったところです。
損失分は負担することはありませんから、思い切ってトレードができます。
プロップトレーダーは甘い職業ではない
プロップトレーダーは、プロのトレーダーとして採用されるわけですから、完全実力主義です。
プロスポーツなどの世界をイメージすればよいでしょう。
一定期間、利益を挙げられなければ、当然解雇になります。
また、利益を出し続けなければならないプレッシャー、大きな金額を扱うプレッシャーは、
個人投資家として活動していた頃のメンタルとは、また違うものです。
神経をすり減らす毎日であることは間違いありません。
その報酬は、青天井式に増えていきますので、やりがいは相当あります。
まさに、稼げば稼いだ分だけ収入は増えますが、過去の成績が良かったからと言って、現在は保障されません。
常に、現在の成績が注目される、厳しい世界であることも認識はしておく必要性はあります。