プロトレーダーになるには?
トレーダーというのは、自分で時間が自由に設定できて、夢のような職業ではあると思われています。
ただ、自己資金がないとなかなか利益も大きくならないので、専業トレーダーになるのには時間がかかることもあります。
もし、腕に覚えがあれば、プロのトレーダーとして、金融機関に雇ってもらうという方法もあります。
今回は、会社員としてプロトレーダーとしてなるためにはどうすればよいのか、ということについて解説していきたいと思います。
プロのトレーダーとして募集があるのは・・・
まず、トレーダーとしての職業を募集している金融機関は、証券会社・銀行・投資ファンド・プロップファームなどが挙げられます。
ただ、一般人がいきなりこのような金融機関で採用されることは、なかなか厳しいものがあります。
では、どのようにしてプロのトレーダーとして会社に勤めるのかというと、まずは少なくてもいいので、個人で実績を作る必要があります。
このトレード戦略を他人にきっちりと説明が出来るようであれば、採用される可能性があります。
その会社として候補が上がるのが、地域の中小の証券会社とプロップファームです。
プロップファームは、外部から資金を集めることはなく、会社の自己資金を使ったディーリングを専門に行う金融会社のことを言います。
規模が小さければ、個人トレーダーとしての成績をきちんと見てくれる可能性が高くなります。
利益額は大きければ大きいほどいいものですが、勝率・最大損失額・安定性などを重視して見られることが多いです。
もちろん、損切りをしないで元のレートに戻るまで待つという戦法は論外です。
ロジックは、ファンダメンタルでもテクニカルでもどちらでも大丈夫で、勝てれば何でもOKと言ったところでしょうか。
ただし、会社の意向に沿ったトレードが出来ないと運用を一時停止されることもあります。
投資対象は、為替・株式・商品先物など、全部OKというところもあれば、限定されていることもあります。
最近はリモートワーク環境が整ってきていることもあり、リモートトレーダーとして活動できる会社もあります。
研修期間を過ぎたら少額で取引をスタートさせ、成績を追いかけられます。
もちろん、成績が悪ければすぐにクビになりますので、かなり不安定な職種であることは間違いありません。
ですが、歩合制ですので、例えば、運用益の50%が報酬として支払われるのであれば、100万円運用益があれば、50万円もの報酬が支払われます。
かなりのプレッシャーではありますが、もし、自信があれば挑戦してみても面白いかもしれません。