世界中で最も利用されている「MT4」の歴史を紐解く

世界中で最も利用されている「MT4」の歴史を紐解く

MT4(MetaTrader4)はFXトレードでチャート分析をやっている人ならば、知らない人はいないであろうスタンダードなチャート分析ツールです。

MT4は独自のプログラミング言語を利用して、現在もなお、多くのインジケーターの開発を世界中のトレーダーが行っています。

「こんなチャート分析機能があったらいいな」

というものが、世界中のサイトなどから無料・有料で入手できます。

私もメインで使っているチャートソフトです。

 

MT4の歴史は実は浅い

 

MT4は、キプロスにあるMetaQuotes(メタクオーツ)社というところで作られました。

メタクオーツ社自体は、2000年にロシアで設立されたので、まだ20年ほどしか経っていないことになります。

 

当時も様々なプラットフォームが玉石混交というカタチであったのですが、「FX Chart」というツールが低価格で高機能ということで人気となり、この成功で新たなチャートツールの開発をします。

独自のMetaQuotes言語を組み込むことで、自動売買が可能になり、さらに進化を遂げます。

このころは、「MetaQuotes」というツール名で社名と同じ名前で売り出し始めました。

 

その後、2003年に、第3世代として、現在の名前の「MetaTrader」になり、リリースされました。

そして、ついに2005年についにMT4が打ち出されました。

MQLプログラミング言語も新しくなり、デザインも改変されてチャート分析のしやすさが人気を呼び、さらに自動売買でのトレードもたやすく導入でき、活発になりました。

その後は、マイナーバージョンアップはあるものの、おおよそ提供企業は600社、4000万人ともいわれる世界中のトレーダーに愛され、現在もなお活躍しています。

 

今後はどうなっていくのか?

 

どんなに優秀なツールでも、時が経てば、ないものを実装させた他のツールの開発が進み、現在は、「TradingView」(トレーディングビュー)などのツールが利用者を増やしています。

MT4は次世代のバージョン、MT5を2010年から発表し、すでにMT4の提供終了を2016年にメタクオーツ社は発表していますが、MT4の市場が巨大化しすぎて、移行はまだまだ進んでいません。

世界の標準ツールとなったMT4の安定性や信頼性は、未だに多くのトレーダーの心をつかんでいると言えるでしょう。


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