「コロナでも億り人」トレーダーの感想
コロナ禍での相場で大損をしたトレーダーもいれば、大儲けをしたトレーダーも存在します。
そのような人は、どのようなトレードで利益を出したのでしょうか?
周りにいる億超えの資産を持つトレーダーなどのトレードスタイルを参考に解説していきたいと思います。
短期のスキャルピングで大きく稼ぐ
大きな相場時は、当然ながら、値幅や値動きが大きくなります。
短い時間での値動きも激しくなり、いつも見ているチャートとは別物になります。
昨年、大きく動いた米ドル円の日足を見てみます。
右のレートとローソク足の幅を見てもらえれば分かるのですが、1日の値動きが1円以上というのが、この時期はザラです。
現在の値動きからしてみれば、2倍以上の動きが毎日存在したということになります。
持ったポジションが、トレンド方向であれば、短い時間に大きく稼げていたでしょう。
事実、私もこの短期トレードで大きな利益をモノにしました。
中期~長期のデイトレで大きく稼ぐ
通常100pips以上の大きな値幅で利益を稼ぐには、スイングトレードを実践していきます。
その期間というのは、最低でも数日、1週間は様子を見るというのも少なくありません。
コロナショック時は、上記のとおり、値動きが激しいので、200pipsや300pipsという値動きが数日、場合によっては1日で完結してしまいます。
ここで2つの戦略が出てきます。
スイングトレードを短めのデイトレードに落とし込むという方法と、スイングトレードをそのまま実践して値幅をもっと稼ぐという方法です。
短めのデイトレードの落とし込みは、回転数を上げられるので、コロナのような相場では、やはり大きく利益をあげられます。
そして、スイングトレードをそのまま実践する場合、値幅は10円以上、1000pipsというのも狙えます。
上記のチャートでも、天底の値幅は10円以上になっています。
チャートリーディングを目先の値動きに惑わされずにきちんとできれば、一撃で大金を稼ぐことも可能ということです。
持つロット数にもよりますが、1回のトレードで100万、1000万稼ぐトレーダーも多く存在しました。
大相場は大きく稼ぎやすいが大きく負けやすい
大きな相場は大きく稼ぐことが出来ますが、その逆、損失も大きく出してしまう可能性もあります。
短期のスキャルピングであれば、逆方向へ進んでしまった場合、あれよあれよと言う間に含み損が膨らんでいきます。
その時に冷静に損切りが出来るかと言うと、簡単に切れるわけにはいかないでしょう。
中期~長期に関しても、同様に、今までにないスピードの値動きのために、面食らうような場面も出くわしてきます。
チャンスとして捉えるトレーダーが多いですが、リスクが高いことを考えると、あえて、こういう時はトレードをやらないという選択肢もあることは考えておきましょう。