投資信託はFXより儲かるのか？
「貯蓄から投資へ」とスローガンを掲げる日本ですが、投資で身近な商品といえば、株式の他に投資信託があります。
投資信託は、銀行・証券会社・郵便局のスタッフが本当によく勧めてきます。
投資信託はプロの運用会社にお金を預けて、運用してもらうというものです。
これを聞くと、プロが運用するのでとてもいいような気がします。
投資信託の選択も勉強はある程度必要
しかし、投資信託は適当に買って放っておけば良いという単純なものではありません。
というのも、投資信託そのものに基準価格なるファンドの購入・売却価格が設定されていて、それが上下するため、その価格差で損をすることもあるからです。
多くのファイナンシャルプランナーは、
「ドルコスト平均法を使ってタイミングを分散しましょう」
というような投資法を提案してきます。
ですが、それよりも、基準価格の上下の過去の推移を確認しながら、なるべくその商品と値動きがの関連性が低い投資信託を組み合わせて購入する観点も、持った方が良いように思います。
そしてなるべく右肩上がりの基準価格になるように、各投資信託への配分比率を調整していきましょう。
オススメの投資信託を何も考えずにいくつか選んで買ったものの、金融危機が起きたら全部の基準価格が下落してしまった、ということではリスク分散になっていません。
このあたりもしっかりと考えて、商品選びはしておきたいものです。
結論的には、上記のことを考慮してもFXほど儲けがでるわけではありません。
資金効率よく増やすには、やはりFXの右に出る商品はなかなかないということになります。
