トレードルールを守れない2つの原因
「手法どおりにトレードできない」という経験は、初心者ならず中級者でもよく聞かれます。
勝っているトレーダーも完全にマスターしているわけではなく、トレードルールを破ってしまうことはよくあることです。
私もこれまで手法どおりにトレードできないことはゴマンと経験してきました。
今回は、トレーダーが陥りがちなトレードを守れないパターンについて解説していこうと思います。
エントリーポイントでないトレード
まず、エントリーポイントではないところでエントリーしたくなる場合が挙げられます。
・ずっと待っているのに全然エントリーのチャンスがこなくてイライラしてしまう
・急に値動きが出てきた時に反射的にエントリーしてしまう
・前のトレードで負けてしまって冷静さを失って投げやりなトレードになる
特に直前のトレードで負けを食らった時に冷静さを失うと、感情的なトレードになってしまうことがあります。
初心者~初級者に多く見られますが、中級者以降もその傾向が出ることもあります。
トレードは感情的になれば、必ず負けます。
先にマーケットから退場しないように、丁寧なトレードを心がけていきましょう。
怖くてエントリーが出来ない
トレードの怖さを覚えてきた中級トレーダー以降が陥りがちなケースです。
・負けトレードが怖い
・値幅が大きくて躊躇する
・色々と考えすぎてしまう
このように、本来エントリーすべきだった場面でエントリーできなくなってしまうということです。
なまじ知識がついてくると、単純な売買ルールだけでなく様々な要因をインプットした結果、混乱してしまうことがよくあります。
迷ったときは原点にもどるようにしましょう。
検証結果で有効性が証明されているロジックであれば、まずはエントリーしてみるというような、シンプルな判断も大切です。