「金持ち父さん・貧乏父さん」両者の違いの本質とは?
仕事のお金の流れは4つに分解されます。
従業員、自営業、オーナー、投資家、という分類です。
どんな人でもこの中のどれかに属してお金を生み出しています。
従業員・・・お金を給料として会社からもらっている状態
自営業・・・お金を自分で稼いで自分を養う状態
オーナー・・ビジネスを立ち上げて権利収入を得ている
投資家・・・お金を様々な投資対象に投資する
多くの人がサラリーマン、従業員として働いています。
この区分に属していれば、働けばお金はもらえますが、働いた分しかお金はもらえません。
収入に限度があります。
自営業は、 給料は一定ではなく、働き方によっては、多くの報酬をもらうことも可能です、
ただ、自分が働かなくなると、収入はゼロになります。
オーナーは、時間に対しての報酬は多く、働き具合から得る報酬の大きさは自営業の比ではありません。
収入を得る仕組みを作り出せば、自分がいなくてもビジネスは働き続けます。
投資家は、お金を提供することで報酬を得ています。
不動産や配当金、他の会社やベンチャーに出資することなどでお金をさらに手に入れます。
この4つの区分はクワドラントと呼ばれ、「金持ち父さん、貧乏父さん」で紹介されています。
ここで注目すべき点は、左側(EとS)と右側(BとI)の大きな違いです。
左側は、自分が働き自分が倒れれば収入が無くなりますが、
右側は、契約している社員や働き手、お金が勝手に稼いでくれている状態です。
この右側と左側には大きな隔たりがあります。
もうおわかりでしょうが、本当のお金持ちになりたければ、右側を目指せということです。
ただ、右側ハードルはなかなか大きいものがあります。
軌道に乗るまでのリスクや多額の資金が必要な場合もあります。
まずは、ハードルの低いBとIから始めてみるのがいいのかもしれません。
もちろん、右側が正しいというわけではなく、左側で稼ぎ出すことも可能です。
プロのアスリートは左側ですし、専門職と呼ばれる方も基本的に左側です。
どこにいるかではなくて、どのようになりたいのか?
ということを明確にして、目指す場所を決めていきましょう。