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器用貧乏にならない
勝っているトレーダーのイメージというと、どのようなトレーダーを想像するでしょうか?
ディスプレイを何画面も揃えているマルチディスプレイを備えていて、多数の情報や多数のチャート・多数のテクニカルを駆使しながらトレードと対峙しているというイメージを持っているかも知れません。
私もそのような姿に一時憧れていましたが、現在は3画面程度に落ち着いています。
通貨ペアも最大3通貨ペアまでと決めています。
では、やはり勝ち組トレーダーになるためには、これぐらいの環境と監視が必要なのでしょうか?
まずは一つに絞る
結論から言うと、画面は一つでいいですし、監視通貨ペアも1つで構いません。
人間は、思ったほど器用ではありません。
慣れないうちからアレコレと手を出してもうまくいくことはありません。
これはトレードに限ったことでもないでしょう。
中には最初からマルチタスクを処理出来るような人も存在しますが、まずは一つに絞って突き詰めていく方が成功する可能性が上がりますし、その方が短時間で成果が上がりやすいものです。
マイナーな通貨ペアでなければどの通貨ペアを選択してもいいでしょうし、必要な情報はマウスをカチカチと操作して切り替えていけばいいでしょう。
パソコンのスペックもハイスペックモデルではなく、ミドルクラスでも十分です。
トレード専用にするならば、ミドルクラスより少し劣っていても十分に対応出来るものです。
欲張って初めから環境にお金をかけるより、投資資金を十分に蓄えていたほうが賢明です。
資金を増やしたいということであれば、一点に集中して徹底的に学習・研究をしてから手を広げていくように順序立ててトレーニングをしていきましょう。