【FX】コロナ相場から学ぶ、変事の荒れ相場に対するトレード心理
前回はコロナ相場において、10日で140万円の利益を上げた私のトレード考察について書きました。
今回は有事におけるトレード心理について、コロナ相場から学べる事柄について考えていこうと思います。
暴落が起きると、
「なんで起きたんだ!」
と慌てます。
それはそうです。めったに起きないことが起こったのですから。
では、過去に起きたことは無いのでしょうか?
いいえ、実は結構起きていているのです。
バブル崩壊はかなり過去のイメージですが、
リーマンショックはまだ記憶に新しく2008年です。
その後もドバイショック、ギリシャショック、東日本大震災、スイスフランショック、チャイナ・ショック
イギリスEU離脱投票、トランプ大統領誕生、などなど、かなりの数が挙げられます。
その度に暴落→上昇を繰り返しているのです。
この予兆を掴むのはなかなか難儀です。
知っているのは神ぐらいでしょう。
ただ、その予兆を察するなら、昨日解説したように、暴落の前に上昇があるということです。
暴落前には、相場の加熱から熱狂相場になり、そこから一気に下落していきます。
我々一般トレーダーは、その相場を逃さずにいれさえすればいいのです。
そして、そのチャンスが来ればその波に乗るだけです。
ここで知っておきたいのは、大きな動きに乗り遅れたときです。
暴落なら、逆に買いどころを探りたくなります。
ですが、逆です。
第一波を逃しても次の下落がやってくる可能性が高いのです。
「もうそろそろ買いに転じるだろう」
このなんとなくの感覚が悲劇を招きます。
プロは、このタイミングを狙って売りを全力で仕掛けることが多いです。
売りどころを探していきましょう。
注意しなければならない点は、深追いは禁物で、落ちて利食いができたら、再度戻り売りを狙うというスタンスを取っておきます。
「暴落は繰り返す」ことは、歴史が物語っています。
調子がいい時ほど注意しておきましょう。