リアルトレードで安定した成績を維持する対策とは
FXトレードに限らず、株式でも先物でも、トレードと呼ばれるものでは、デモトレードで十分に練習を積んでからリアルトレードに移行するべきです。
ですが、かなり練習をしてきて、もうリアルトレードでも大丈夫というような人でも、デモトレードにしていた時とは違うトレードをしているということが本当に多いです。
「エントリータイミングなのに、怖くてエントリーできない」
「利確する場面ではないのに、早めの決済をしてしまう」
というように、実際にお金をかけることになると、デモトレードのように行動できなくなり、結果が出なくなるということです。
例えば、普段オシレーター系のテクニカルを意識することなんかないのに、リアルトレードになると、反転を恐れて意識してしまい、デモトレードとは違うことをやってしまいます。
デモトレードのとおりに行えば、確実に利益が出せるというところまできても、最終的にリアルトレードでデモトレードと違う考え方が少しでも入ってしまった時点で、それは違う手法になってしまいます。
精神的に不安定な状況にさせない
このような状態になってしまった時に、たいてい、「トレード方法が悪い」というような烙印を押すことが多く、勝てる手法を彷徨うジプシーになってしまうことがあります。
問題は知識やロジックなどではなく、1つ1つのトレードに自信を持って判断できるように精神的に安定することが大事になってきます。
では、どのようにして克服していけばよいのでしょうか？
1つ挙げられる方法として、本来のトレードの収支と実際の収支を比較してみることです。
トレーダーの意識の潜在下の中では、トレードルールより感情を優先してしまうということは、感情の方が正しいと考えて行動するということになってしまっています。
ですので、本来のトレードの収支と実際の収支を比べることで、感情がいかに悪い影響を与えてしまのかということを徹底的に見える化して理解することが必要です。
この作業を繰り返し行っていくうちに、徐々にトレードの差が縮まってきて、本来のトレードどおりにできる様になってきます。
この方法が、完璧に克服できるわけではないですが、かなり効果は出るはずです。
ぜひ、試してみてください。
