メンタル強化法の例
FXトレードに限らず、トレードというのは、メンタルの冷静さが命とも言えます。
ただ、なんとなくわかっていても、トレード手法に目先がいったり、改善しようと思っても取り組めていない、のではないでしょうか。
人間の心というのは、簡単に揺さぶられます。
勝っていれば気が大きくなり、不用意なポイントでエントリーしたり、連敗すれば他の手法を探したり、売買ルールを破ることも行ってしまいがちです。
メンタルがトレードに与える影響というのは、本当に大きく、素晴らしいトレードロジックだとしても、トレーダーのメンタル状況によって、いともたやすく負けてしまうこともあるものです。
ではどのように改善していけばよいのでしょうか?
一つ一つのトレードを気にしない
例として挙げられるのが、一つ一つのトレードに気にし過ぎないというものです。
一戦一戦のトレードの結果というのは、誰しも気になります。
ですが、まとまった数のトレード結果を見て評価していくことをやっていきます。
そのためには、トレード日誌をつけなくてはなりません。
ここでのポイントは、トレード日誌でありながら、勝率などはあまり評価の視点に加えないということです。
評価するのは、「トレードが正しく出来ているかどうか」です。
勝ち負けは二の次で、トレード手法どおりにエントリー、決済が出来たかに注目していきます。
そうすると、買った・負けたということについては、段々と気にならなくなってきます。
もちろん、そのロジックは、利益が出せるという前提ではあるので、ロジック自体が破綻していたら意味はありません。
また、まとまった数というのは、大体10戦~20戦ぐらいを目安にします。
メンタルトレーニングだけでなく、トレード自体の改善にも役立つことですので、ぜひ、簡単でもいいのでトレード日誌をつけながら、振り返りをしてみてください。